Lock In: A Novel of the Near Future by John Scalzi

"近未来、世界中で新種のインフルエンザが大流行する。死亡率が高いだけでなく、髄膜炎を引き起こす。その結果、脳の構造に変化が起こり、ほとんどの者が回復しても身体を動かすことができない"Lock In"という状態になってしまう。当時のアメリカ大統領Hadenの妻が罹患したことから、Lock Inの状態は"Haden's Syndrome"、患者は"Haden"と呼ばれるようになった。あまりにも多くの人口がLock Inの状態になってニーズが高まったことと、大統領の妻がそうだったことから、アメリカでは"Haden"の患者に対応するテクノロジーと社会保障を押す政策が速やかに作られた。そして、現在ではHadenの多くは自分の脳から命令を送るロボットを使って社会帰還している........ヒューゴ賞受賞作家Scalziの最新作は、SFでありながら、犯罪ミステリのような作品である。また、Chris ShaneはThreepを使っているので偏見に会うが、それは現在社会では人種差別や身体障害者への偏見と同様である。富を持つ者と持たない者、国がどこまで国民の面倒を見るべきなのか、テクノロジーはどこまで許されるべきなのか、など多くの問題定義もしている。SFが苦手な人でも、ミステリとして「次はどうなるんだろう？」とすんなり読み進めることができるだろう。面白かった...."

"What a wonderfully fascinating book by Scalzi. I'm entranced by his writing, and this book was the perfect mix of humour, seriousness, and some technology that was mind blowing but simple to understand. I could not put the book down once started, and have so far given it to three friends who have read it that are now addicted...."

정말 세상은 넓고 읽을 책은 많은거 같다. LOCK IN 을 읽고 John Scalzi의 다른 작품들도 구입했다. 장편이고 내용이 좀 어려운 부분이 있기는 하지만 문장이나 표현은 무난한 편이다. Haden interpolator integrator threep 같은 생소한 단어들이 등장하지만 등장인물들의 입을 통해서 잘 설명해주기 때문에 초반만 넘어서면 이해하는데 큰 문제는 없다. 아주 흥미로운 소재를 다루고 있는 SF 장르의 소설이다.