誰かがこの町で 누군가 이 마을에서 by 佐野 広実 사노 히로미

" 岩田法律事務所に、かつての友人の娘、麻希を名乗る女がやってきた。彼女は孤児で自分の出自を知りたい、ということだった。心に傷を抱える事務所の補助員、真崎はその仕事を引き受けることにしたが、人探しを続けるうちに、ある街にたどり着く。しかし、この街、何がかおかしい・・・麻希と共に捜査を続ける真崎は真実にたどり着けるのか、と話。途中までは普通の話なのだが、ある街に到着したあたりから、一気にサスペンス度、不気味度が跳ね上がります。
最後まで結構、背筋が寒い感じの展開が続くので飽きずに一気に読めます。江戸川乱歩賞受賞作家の２作目ですが、１作目より遥かにエンターテイメント性、感情移入度が高まっており、サスペンス、ミステリー好きにはお勧めできます。勿論、ツッコミ所もありますが、私は終始楽しめました ...."

미스터리 장르의 장편소설이다. 동조압력, 집단따돌림, 은폐, 과잉충성, 유괴, 살인, 감시, 자살, 가족 찾기, 양심, 친구, 고백, 진실, 유착 등이 중요한 의미의 단어들이다. 사실 작품이 다루고 있는 내용들이 어둡고 답답한 부분이 많아 읽는데 어려움이 있었지만 다행히 글이 난해하지 않아서 진도가 잘 나갔다. 어려운 부분들은 한국어 번역본을 참고했다.