EXTREMELY LOUD & INCREDIBLY CLOSE by JONATHAN SAFRAN FOER

"トム・ハンクス主演で映画になった作品。9・11で父親を亡くした少年Oskarが、亡き父の部屋にあった花瓶の中かから封筒に入った鍵を見つける。父につながる何かかもしれないと、封筒に書かれていたBlackという人物を探すべく、ニューヨーク中のBlackさんを訪ね歩く話。Oskarの一人語りと、近所に住む祖母が彼に書いた手紙、その祖母の別れた夫（Oskarの祖父）が息子（Oskarの父）に宛てた手紙、という３つのパートが交互に語られます。この祖父母はドレスデンの大空襲で家族を失い、アメリカに渡ってきたという過去を持ち、従って祖母は一人孫であるOskarをめちゃくちゃ愛している..." "9/11で父親を失った９歳の男の子の視点でこの本は開始する。いかにも早熟な９歳児が思いつきそうなことを用いて、この少年の心の痛みが細やかに表現される。時に痛切で、時に哄笑をさようようなこの少年の語りが全てかと思っていると、突然、少年の祖父が息子（少年の父）にあてた手紙と、少年の祖母が少年に宛てた手紙が挟まれる。この祖父母の奇妙な手紙は、それとして非常に面白いのだが、時に物語の流れを遮る感があり、これが小さな欠点と感じる。完成度の点で問題がないわけではないが、声を荒げることなく、9/11以後の人々を、奇妙な人物を配して優しく描いており感動的です。途中に少年が集めた落書きや写真が配されており、特に最後の連続写真など、とても効果的。作者の第一作も読もうと感じさせられました.." "I actually read this when I was in college, and really loved both the writing style and the story. I bought this on Amazon for a friend of mine who loves to read as her birthday present. Written from a child's perspective, the story deals mostly with his loss of his father to the terrorist attack on the world trade center and other things in and around his life. It's honest and pure, it warms your heart to the core. Highly recommend it"

9/11 이라는 사건이 미국사회에 얼마나 큰 영향을 주었는지 잘 말해주는 작품이다. 어린아이의 시선이 대부분을 차지하지만 이야기의 전개가 나름 지적이다. 전쟁에 대한... 테러에 대한 작가의 생각을 잘 말해주고 있다. 평화에 대한 작가의 희망 ...사랑하는 사람을 잃은 사람들의 상실감...서로에 대한 이해와 희망 등이 이 책의 중심 이야기인거 같다. 책의 구성이 입체적이기 때문에 읽기에 편하고 다양한 글의 종류가 등장하기 때문에 영어공부에 도움이 된다.