Royal Blood ( 貧乏お嬢さま、吸血鬼の城へ ) by Rhys Bowen

"英国王妃の事件ファイルの４作目。日本語訳が出るのを待てずに読みました。英語はさほど難しくないし、お馴染みのメンバーが出てくるので、今までの作品を読んでいれば、すんなりストーリーに入れると思います。今回はヨーロッパの王族の結婚式に、花嫁が同級生ということもあり...イギリス王室を代表して出席することなったジョージーの冒険です。吸血鬼伝説のある国の城に、式の前から各国の王族たちが集まりますが ...... 雪にとじこめられて孤立した状態で怪しい出来事が多発。ジョージーの身にも、災難が何重にもなってふりかかりますが、冷静さを失わず、侮辱されたら逆に王族としての威厳を見せつけ持前の行動力と勇気と頭脳を使って、事件を解決しようとする姿が健気です。ダーシーと一緒に行動することも多く、ほのぼのする場面がいくつも。ョージーの将来の方向も、ある事件により定まってきた気がします ...." 

1차 대전이후 유럽의 경제 불황, 히틀러의 집권, 러시아를 중심으로 하는 공산주의, 발칸 반도의 정치적 불안정 등 재밌는 요소가 많은 작품이다. 특히 드라큘라와 성을 배경으로 하는 이야기 전개는 작품을 더 매력적으로 만든다. 다만 작품의 중반까지는 지루하고 결말도 공감하기 어려운 부분들이 있다. oubliette ( 지하 감옥 비밀 감옥 ) 같은 몇몇 단어들 빼고는 무난한 표현들과 구조를 가진 작품이다.