復讐の協奏曲 복수의 협주곡 by 中山 七里 나카야마 시치리

" 善人と悪人を分かつものは、何ぞや？ 一線を越えるか、いなか。 そんなに簡単なものなのか。 法律も、所詮は人間が定め、運用しているものでしかないわけで、為政者に都合の悪いものは、俎上にすら上がらない。そもそも論、「善人」とは、はたして存在するのか？ 何をもって、善人と呼ぶのか？思慮分別のある、年齢を重ねた大人が、「匿名」という免罪符を得ることで、正義の使者ヅラし、正義の名のもと鉄槌を下すことに、快感を覚える。 仲間を増やすことに奔走し、自分たちは、悪を断罪し世の中を正す使命感に燃える輩だと自己重要感をみたす。 そこには、中毒性があるのか。故意または重過失では、逃れる術はない。 他人に踊らされ、操られ、挙げ句、切り捨てられ。 こんなはずでは・・・わたしは善意だぁ～声高に叫んだところで、情報リテラシーの低い者に、道は・・・。 他人の光に羨望、嫉妬し、自らの不甲斐なさと、鬱憤を晴らすために・・・代償は・・・デカいぜ。人は変われる。 よくある台詞だが、変われる人間と変われない人間がある。 その差は、何だろう？ 過去を認め、受け入れ、前に進む決断をくだし、実際に行動したか、否か。 当然ながら、そこには、痛みが伴う。 いつまでも被害者ヅラして、一歩を踏み出さない自由もある。 誰も強制することは、できない。 決めるのは、自分の力で ....."

미코시바 레이지 변호사 시리즈 5번째 작품이다. 14세 때 여자 아이를 죽인 '시체배달부'라는 닉네임을 가진 변호사가 주인공이다. 전에 일본드라마로 본 적이 있는 시리즈이기 때문에 작품의 분위기는 익숙한 편이었다. 그의 과거를 고발하는 블로그의 글과 그 글에 동조하는 사람들의 항의, 법률사무소에 근무하는 여사무원의 살인죄 누명, 괴한의 습격, 과거의 그림자와 편견들이 작품을 구성하는 주된 이야기다. 물론 시대에 뒤처지는 법률적 영향으로 발생하게 되는 무호적 문제, 인터넷의 익명성과 폭력성 등이 중심 이야기와 연결되어 잘 드러나고 있다. 이 작가의 작품은 진도가 정말 잘 나간다.