雪煙チェイス 눈보라 체이스 by 東野圭吾 히가시노 게이고

"お馴染みの里沢スキー場での出来事です。登場人物もこれまでのシリーズに出てきているものと重なりがるので、すぐにイメージが湧いてきます。テンポよく話が進展し、相応のひねりがあるので満足でした。重々しいサスペンスやミステリではないですが、このような作品もありだと思います。今後も、里沢スキー場を舞台とした作品が書かれることを期待しています ..." "今までに読んだ東野圭吾のスキー場が舞台であるか、ウィンタースポーツを題材にした「疾風ロンド」、「白銀ジャック」、「鳥人計画」と本書の中では、本書が一番面白かったです。先の展開が気になって、いつもの倍以上のペースで読み切ってしまいました。主人公の大学生脇坂竜実はひょんなことから、以前飼い犬の散歩のアルバイトをしていた老人殺しの容疑をかけられます。そして自分に対して警察が接触する前に自らに疑いがかけられていることを友人から知った竜実は、偶然直前にスキー場で知り合って話をした、スノーボードの名手でアリバイを証明してくれそうな女性を探して、協力してくれる友人波川と共に、日本屈指のスキー場を目指します。偶然にしばらく会っていなかった被害者の家を訪問し、家に入ったわけでもないのに隠し場所を知っていた合鍵に触ったとか、それほど必然性もないのに犬小屋にあった死んだ犬のリードを持ち帰ったとか（これが老人を絞殺した凶器と一致）、ちょっと設定が安易な箇所も見受けられますが、とにかく自らアリバイを証明しない限り殺人犯にされてしまうという緊迫感はひしひしと感じて、作品に引き込まれました ....."

역시 히가시노 게이고의 작품은 진도가 잘 나간다. 하지만 작가의 다른 작품들에 비해서 어중간한 느낌의 작품이었다. 미스터리적 요소, 긴장감, 인물들의 긴장관계 등 전체적으로 무난한 수준 정도인 거 같다. 작가가 글을 재밌게 쓰기 때문에 읽는데 큰 부담 없이 읽을 수 있어서 좋았지만 미스터리 소설장르치고는 심심한 면이 많았다. 다루고 있는 사건의 심각성을 떠나서 이 작품은 '사랑의 스키장' 또는 '만남의 스키장'이라는 제목이 더 어울리는 거 같다. 사실 누가 범인인가 보다는 작품에 등장하는 인물들 간의 사랑과 새로운 만남이 어떻게 전개될지가 더 관심이 갔다.