목록2025/06/21 (2)
Story &ものがたり& die Geschichte
FBI agents Savich and Sherlock face two baffling cases in this riveting novel of knife-edge suspense from #1 New York Times bestselling author Catherine Coulter.When 6-year-old Sam Kettering manages to escape after being kidnapped, FBI Agents Lacey Sherlock and Dillon Savich join forces with the boy’s father Miles—an ex FBI agent—to pursue his kidnapper, a creepy, charasmatic Southern evangelist..
" 「『占星術殺人事件』に真っ向勝負」 という綾辻行人の推薦文に惹かれて購入。「死体の パーツ をつなぎ合わせて蘇る」 という本格ミステリ らしい謎、そして『占星術』とはまったく違う方向に着地する真相や、綿密に張り巡らされた伏線を キレイ に回収していく怒涛の ラスト にも「すごい!」 と思ったのですが、何より一番好きだったのは、刑事たちの キャラクター です。警察小説の刑事というと、権力争いをしていたり、やたらと厭世的でひねくれ者だったりすることが多いですが、ここに出てくる刑事たちは皆、自分の仕事に誇りと情熱を持っている。 みんな、すごくいい ヤツ! なんですよ。鏑木さんは理想的な上司だし、正木には悩み相談してみたいし、姫野と澤田が同僚だったら楽しいだろうなあ〜なんて考えているうちに、だんだん友達のような気分になり、どっぷり感情移入してしまいました。熱い「お仕事小説」 としても楽しめ..