목록2025/11/05 (1)
Story &ものがたり& die Geschichte
" 同じ作者の「そしてミランダを殺す」は傑作でしたが、それに匹敵します。ミステリー中心の古本屋店主(語り手で主人公)のところに、謎めいて蠱惑的なFBI捜査官が訪ねて来ます。8冊のミステリー本の殺しの手口をなぞらえたと疑える連続殺人が発生し、その捜査です。8冊の中には読んだ作品もありますが、読んでいないもの、読んだはずだが中身は忘れているものもあります。どんな殺人かは語り手が解説しますので、取り上げられる作品を事前に読んでいないと意味が分からないということはありませんので心配なく。最初に登場するFBI捜査官(女)に興味津々となり、もっと頻繁に登場して活躍してくれることを期待していましたが、そこは外れました。主人公が絶体絶命のピンチのときに、謎の美女が現れて急転直下の展開となるなどという、月並みな筋書きにはなりませんでした。読後に残った最大の謎は、主人公の名前が冠されたシリーズ第一弾(ma..
카테고리 없음
2025. 11. 5. 01:16